ペンタクスル3って、微妙に解釈が難しいと感じたことはありませんか?
本には、仲間や組織と協力や話し合いをしたり、責任を持って成し遂げること書いています。逆位置の場合は、仲間との不和や勉強不足や未熟さなどが書かれていることが多いでしょう。
私の本には、「建物の入り口が見えていても、中が暗くて見えないことから一般人には分からない領域を表している」と書いていました。
このペンタクルス3、私は何度か鑑定で出くわしたことがあります。
例えば、「今の家庭に満足はしているけれど、昔の恋をずっと引きずっている。彼を忘れることはない」という悩みや、「昔されたことをずっと根に持っている。復讐をしようとは思わないが、絶対に一生許せない」という悩みに対して、未来にこれが出ることがありました。
まさに、先ほど本に書いてあったと言った「中で考えていることは、他の人には分からないようにしている」部分かなと思います。
私は、その時なぜかインスピレーションがすごく沸いて…。
この建物が現在の安定したり、今まで努力で築いてきた成果を表しているとして、この柱に書かれているペンタクルス(気持ち)は、きっと今後も無くなることは無いと表しているんじゃないかな?
と思いました。
だって、この建物の中に組み込まれているのだから、今更抜き取ることは出来ません。でも、当時のような泣いたり苦しかったり…という気持ちではないんですよね。
なぜならペンタクルス3には色がついていないから。
色あせて、柱の色と一緒になっているのは、気持ちの熱量がもうだいぶ落ちてはいるけれど、忘れられない。取り除くことできないものとして今後もあるということなのかなと解釈しています。
だからと言って、今の建築物(家族や状態)も立派ですし、それを壊す気もない。過去として忘れないけれど、そのために今をかき乱すことはしないのかなというイメージを持ちました。
昔から、ペンタクルスの中でどうして3だけが黄色じゃないのか不思議だったんですが、何故かそうインスピレーションを感じた時、すーっと解けました(・ワ・
まぁ、あくまで私の個人的な解釈ですけれどね。
ちなみになぜ黄色でないカードがあるのか覚えていたかと言うと、子供がタロットカードを触っていた時、全部揃っているか確認しようとして「無い!3が無い!」と焦ったから覚えています(笑)
あ、なーんだ。
黄色じゃないんだな、ペンタクルスの3って。
って思ったのがまだ記憶に新しいです(笑)
もし、ペンタクルス3の解釈に迷った時には、こういう解釈もあるということで、参考になれば幸いです(^^